百歩の道も一歩から
今日は父の命日でした。
時雨れそうになったわずかの時間を除いて、抜けるような青空の広がった一日。


ザクロの紅が青空に映えていました。


金木犀の花も数日前から一気に開花して甘い香りを放ってます。


父の亡くなった翌朝は、実家の金木犀が開花した日で、毎年毎年、金木犀の香りが漂うと父を想い、毎年毎年、金木犀で父の句を詠んで来てはいるのですが、いまだにコレだ!と納得出来る句が出来ていません。

今日は、句誌の校正日でもあって、校正後、ビルのドアを開いて外に出たとたん、姿は見えないのに、むせ返るような金木犀の香りが漂っているのに喚声を上げてしまいました。

正直過ぎるほど正直で、不器用な生き方しか出来なかった父の「不器用さ」を受け継いでしまっている私ですが、人を大切にする性分も受け継げたようで、生きていてくれれば、83歳になっている父と、今なら穏やかに話をすることもできていると思えます。

金木犀の香りの漂う季節になると、無意識に心の中で父と対話するようになったのは、ここ数年のこと。
おとうさん、生きていて欲しかった...と。年々強く思うようになるのはなぜでしょう。

 木犀の香に探す亡父の影  京子

子供たちも、すっかり自立してくれましたが、心の中でしか生きられないようになってしまっては、様々悔いを残させることになりそうで、「もう少しの間、頑張ってみるね」と、父に誓う今日の私でした。
| 正木京子 | anniversary | 23:39 | comments(0) | - |









    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

このページの先頭へ