百歩の道も一歩から
な〜る#91 (2003.6.23掲載)
2015年10月、兵庫県立芸術文化センターは、開館10周年を迎えます。
2002年に着工した同センターの工事現場の様子をレポートし続け、な〜るに掲載し続けた当時の記事を、取材ノートを織り交ぜながら、「芸術文化センター10周年」のカテゴリーで掲載してまいります。
 


阪急西宮北口駅南に建築中の「兵庫県立芸術文化センター」。
大・中・小、3つのホールを備えたパブリックシアターとして、2年後のオープンに向けて、工事が進んでいます。
 

 
クレーンの首が空を突き、重機が生き物のように動き回る現場の事務所には、「お立ち台」と呼ばれるバルコニーがあって、工事現場を一望に見渡せます。地中深く掘り下げ、鉄骨を打ち込み、コンクリートを送り込んで、今は基礎作りの段階。
 

芸術文化センター整備課の沢田さんに「あそこからあそこまでが大ホールのステージになります」と指差された場所のあまりの広さに、一瞬息を飲んでしまうほど驚きました。
芸術文化センター推進室の足立さんに「客席よりステージの方が大きいくらいです。オペラをやる時は、それだけ大きな舞台が必要になるんですよ」と説明を受けると、鉄骨の上に「蝶々夫人」や「ラ・ボエーム」のイメージを繰り広げてしまう気の早さ。
芸術監督に「バーンスタインの最後の愛弟子」と言われる佐渡裕氏を迎え、付属交響楽団も計画されており、「ハコ」の完成後の「中身」も楽しみです。
佐渡監督が、「大変な状況の中で人と人が助け合うということを多くの方が経験された震災から10年たって、復興のシンボルとしてこのホールができる。今、隣同士みんなが力を合わせて一つの広場を作っているんだということを実感できるホールづくりをしたい。ホールに集まる人たちには必ず、このホールができた経緯や歴史から、未来に僕たちが願っていくものを伝えたい」と語るように、工事中も、積極的に地域に開放し、地域と連携して、『みんなのホール」を作ろうという構想は、数十社のジョイントベンチャーである現場事務所の明るい雰囲気にも表れています。

な〜る編集室は、阪急・神戸線を挟んでちょうど南北のお隣さんの位置にあります。今後、センターの完成まで、現場の声や工事の進行状況をお伝えして参ります。
 
阪急西宮北口駅南に建築中の「兵庫県立芸術文化センター」。大・中・小、3つのホールを備えたパブリックシアターとして、2年後のオープンに向けて、工事が進んでいます。

=「兵庫県立芸術文化センター(仮称)」愛称募集要項=
応募期間 平成15年6月23日〜平成15年7月31日
賞 最優秀賞 1点   賞金10万円 優秀賞 3点   賞金2万円
(同一作品で複数の応募者がある場合は抽選。中学生以下の方には賞金相当の賞品)
応募方法
●作品は、自作・未発表のものに限る。「愛称」と愛称の簡単な説明、住所・氏名・年齢・性別・職業・学校名・電話番号を明記のこと。
●ホームページ(http://www.gcenter-hyogo.jp)応募専用フォーム、官製ハガキ、またはファックス、Eメールのいずれかの方法でご応募を。
 


掲載が2色刷りの時代だったため、画像も2色でお届けします。
度重なるPCトラブルを経て、元データが行方不明。
見つかり次第差換えます。
| 正木京子 | 芸術文化センター10周年 | 01:47 | comments(0) | trackbacks(0) |









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