百歩の道も一歩から
な〜る#129(2005.3.28)掲載 繊細な心で大きな仕事
阪急・西宮北口駅のホームからも、全容が確認出来るようになってきた芸文センターの現場は、最近訪れるたびに様相がガラリと変わります。
周囲を取り囲んでいた塀が取り払われて、外構工事がスタートしました。
内側では、内装工事が勢いよく進んで職人さんたちの行き来も激しくなっています。

円形のフォルムが美しい小ホールの現場でも、大工さんたちが壁の造作に大忙し。
度重なる音響実験を重ねて設計された曲面の壁には、縦に細長い木材を凹凸を持たせて交互に並べられています。
「扱う物は大きくても、繊細な心を持っていないといいものはできません」と、木材の継ぎ目のミリ単位のずれにも目を光らせるのは、職長の山下さん(写真・前列左から2人目)。
特に若い職人の育成は厳しいそうで、「よその子に負けて欲しくありませんからね」。
「常にどちらがいいかということを考えてするように」と言うそうですが、それも「何回も言わないですよ。
本人の努力で向上するものですし、やる気があれば自然に努力するようになりますから」と、育て上手な様子が伺えました。
壁が出来たら、次は床。そして座席と、着々と進む工事。
そして、仕上がったところから順に職人さんが去っていきます。
小ホールから大工さんの姿が見えなくなる日まであとわずかです。
| 正木京子 | 芸術文化センター10周年 | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) |









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