誕生日のTOP画像は、2000年版のリメイク。
私の使うMacのデスクトップは全てこれなんですが、いちろ〜さんに「親バカだなぁ」と笑われたことがあります。
親バカは否定しません。デスクトップに貼ってるのは、「仕事中も子供のことが頭から離れない」のではなく、「どんなに忙しくても子供のことは忘れちゃいけない」という戒めのつもりではあるんですがね。
23歳の年に私は1児の母となり、26歳の時に2児の母となったんですが、今年それぞれ同じ年になる裕明と隆司は、まだまだお気楽な独身暮らし。
結婚・出産が早かったせいで、私は比較的若いうちに子供から手が離れ、自分の生き方をつかむことができたけれど、一概にそれを良かったか悪かったかとは言えません。
自分を確かめきれないうちに人の親となってしまった私は、ずいぶん迷い迷いして子育てして来ました。迷うのはどこの親も同じだとは思うんですが、私はてんで自信がなかった。
だから、隆司が挫折を繰り返して、とうとう長い引きこもりを続けてしまった時、子育ての請求書をつきつけられたと思いました。自分では支払えず、精算を子供に押し付けた請求書。
ようやく、とりあえずの決済がついて、やれやれな気分の今日このごろですが、私も子供と一緒に大人にならせてもらったなぁと思います。
裕明は、典型的な次男坊。
二人を区別して育てたつもりはないのですが、何もかも初めてで迷いの塊のような親に育てられた隆司の時とは違って、それなりの確信も持った親に育てられ、兄の実績や失敗を横から絶えず見続けて成長していれば、自ずと自信と要領を身につけるようになるのか、「コレ」と言ったら一歩も譲らず、しかも周りから可愛がられるという得な性格になりました。
全く正反対のような性格の二人ですけれど、兄弟仲がとってもいいのが親としては一番うれしいことです。
先程、深夜のバイトから帰って来た裕明が、「今日はメシいらんから」。
友人たちが誕生日祝いをしてくれるそうです。
これからもたくさんの人に囲まれる人間であり続けてくださいな。